体重が減ったのに尿酸値があまり減っていない。
近年の体重と尿酸値
2020年11月
体重 72.5kg 尿酸値 8.0mg/dl
2021年10月
体重 68.6kg 尿酸値 7.5mg/dl
自分の尿酸値は適正値のギリギリのところを踏みとどまっていましたが、
近年正常値7mg/dlを突破するようになりました。
いまは、別段痛風発作を起こしているわけではありませんが、将来が不安です。
体重が減れば尿酸値は減っていくだろう、単純にそう思っていましたが、
ここ2年の検査では、体重を減らしたのに、尿酸値はあまり変わっていません。
また尿酸値について基礎の勉強をすることにしました。
一般的には体重を落とすことが一番の方法
俗説的には、「ぜいたく病」などと言われる痛風ですが、尿酸値が高くなることで、
足の指の関節が激しく痛む病気だけと狭く思われているように思います。
しかし、長らく尿酸が高いと、高血圧や動脈硬化などの合併症を起こすことの方が甚大です。
食生活や運動の改善でなんとかしないといけないです。
肥満解消が早道の理由
肥満だと尿酸の排出が阻害されるので、体重を落とすのは一番の早道です。
肥満→ホルモンのインスリンが増加→尿酸の排泄が邪魔される→尿酸値が上がる。
痛風などの高尿酸血症の患者が男性がほとんどですが、その理由も、女性ホルモンが尿酸の排泄を促す理由からです。
しかし、体重を落とすにも限界があります。
それだけやっていても、不健康なこともありますし、自分のように体重を減らしても尿酸値があまり下がらない場合もあります。
また、激しい筋トレは、逆に尿酸値をあげてしまうので、有酸素運動中心の低強度の運動に留意する必要もあります。
実は高尿酸血症に2タイプある。
① 尿酸を作り過ぎてしまうタイプ
② 尿酸を排泄しにくいタイプ
ぜいたく病ということを重く考えると、食い物に気をつけておれば良いように思えますが、
日本人の6割が、実に尿酸を排出できないタイプだそうです。
となれば、食い物に気をつけることよりも、尿酸を排出しやすくする工夫が重要だということです。
尿酸を排出するには、牛乳や水分を多く摂る。
牛乳は尿酸を排出するのに良い飲み物です。
ただ、脂肪を含んでいるので、脂肪肝につながりますから、低脂肪牛乳・低脂肪乳が良いでしょう。
牛乳を飲む習慣がない私ですが、今後は牛乳を飲むことにします。
お茶も心して飲むようにします。
尿酸を増やす食べ物 【意外にもヘルシーな食品】
尿酸は、プリン体が肝臓で分解されて作られます。
だから、プリン体の摂取はほどほどにおさえないとなりません。
帝京大学薬学部の「プリン体の含有一覧表」です。→帝京大学薬学部 食品中プリン体含量
カツオやマグロなどの魚が、牛肉よりもプリン体の含有が多いことに驚きます。
また、鳥のささみが牛肉より、かなり高いのにもびっくりします。
いわゆるヘルシーな食品と思いがちな食品が、実はプリン体の含有が高いのです。
アルコール飲料はプリン体の量は多くありませんが、アルコールの働きで尿酸(アルコールを摂取するとATPという物質の分解を進めます。その結果体内でプリン体が増えていきます。)が増えていくのです。
ビールが、アルコール飲料の中でとりわけプリン体の含有が高いですが、ビール以外のアルコールだったら安心というわけではありません。
とりあえず、自分も週1回の休肝日を設けることにしました。
まとめ
当面の尿酸値を低くする作戦ですが、
①牛乳(低脂肪乳)やお茶を心して飲んで、尿酸の排出を促す。
②アルコールの休肝日をとりあえず週1日設ける。可能なら週2回設ける。
③低強度の筋トレ・有酸素運動に定期的に行う。(朝の散歩・週2回のジョギング・筋トレ)
また、結果を報告します。
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