【副鼻腔炎 セルフケア】副鼻腔炎のための鼻うがい

【副鼻腔炎 自力で治す】副鼻腔炎のための鼻うがい

副鼻腔炎(蓄膿症)というのは軽度であっても、なかなか治りにくい病気です。
鼻うがいをどのようなやりかたでやれば効果があるのか自分の経験から、まとめてみました。
 

 

副鼻腔炎(蓄膿症)は一度なってしまうと、なかなか治りにくい病気です。鼻づまりや粘っこい鼻水が出たり、後鼻漏で鼻水がのどの方に落ちたりなど不快な症状がつきまといます。
少しでもスッキリしたいものです。
私は2年前になりましたが、耳鼻科の通院に合わせ、鼻うがいや指圧のケアを行うようになってようやく改善に向かいました。鼻うがいのやり方も試行錯誤で変えてきました。

 

 

 

副鼻腔炎に適した鼻うがいは

 

鼻うがいと言うと、右の鼻からうがい液を入れて、左の鼻から出すというテレビのコマーシャルを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。
自分も前はそのやり方でやっていました。
それは、花粉症をはじめとする人達には適していると思いますが、副鼻腔炎の人には,もっと良い方法があると思います。

 

鼻うがいの効用

まずは鼻うがいの効用を整理してみます。

 

①鼻をかんでも出にくい粘り気のある鼻水を出すことができすっきりする。

 

②副鼻腔炎の治癒を助ける。

 

③鼻の中を湿らせ、免疫をつよめる。

 

④外から侵入したウイルスや細菌を除去し、感染予防につながる。

 

⑤花粉症やホコリなどのアレルギー物質を取り除く。

 

副鼻腔炎の人の場合は、①と②がとりわけ重要になると思います。
鼻腔(いわゆる鼻の中)だけでなく、副鼻腔の中の黄色い粘っこい鼻汁をどれだけ取り除けるかがカギになると思います。
鼻の中は、乾燥していると免疫が働きにくいので、湿らせる意味もあります。ヨガのオイル療法なるものも、鼻の中にオイルを塗る目的は、鼻の中を湿らせるということのようです。

 

鼻うがいの方法

 

これは、あくまで私のやっているやり方です。
実際鼻うがいのやりかたはいろいろあります。ネットで検索すると様々な方法が出て来ます。

 

1.洗浄具

 

私は、「ハナノアbシャワータイプの洗浄具」を使っています。

 

 

これは、洗浄具付の洗浄液の中に付属しています。単独で売っているものではないです。→ https://amzn.to/3pLkfCZ
花粉症などの場合に使い方が、説明されていますが、私は副鼻腔炎用に別の使い方をしています。

 

弁当の醤油さし(指で押さえてプシューと醤油がでるものなど)でも、代用できます。

 

 

2.洗浄液の作り方

 

水道水やミネラルウォ―ターをそのまま使うと、鼻が痛くなり鼻うがいできません。
鼻うがい液は自分で作れます。鼻がツーンとして痛くなることはありません。

 

 

①準備物  基本的な比率を示したもので、たくさん作るならその倍数で作ります。

水   100cc
食塩  0.9g
重曹  0.5g

 

0.9%食塩水に重曹を加えると、ネバネバ鼻水の粘性を弱める働きがあるということです。
私は、毎回400cc作っています。
あまり、たくさん作ると雑菌がついたりするから、ほどほどの量がよいと思います。

 

②①の水を沸騰させ、食塩と重曹を混ぜ、冷ましておく。
食塩と重曹がお湯ににOK。

 

③洗浄具の容器に入れ、電子レンジで温める。(500Wで15秒・・・ハナノアの容量の場合)
冷たくても熱くても、鼻を刺激しますので、人肌ぐらいにします。

 

3.鼻うがいの流れ

鼻うがいにはリスクがあります。
中耳炎にならないように気をつけてしないといけません。
鼻汁や洗浄液が、耳管の方に流れないようにします。
だから、頭を上向きで洗浄液を鼻に入れたりしません。

ステップ1

洗面所で、温めた洗浄液を洗浄具に入れ、頭を下に向けます。
※頭を下に向けるのは、中耳炎にならないため。

 

 

ステップ2

片方の鼻の中に入るだけ洗浄液を横から流し込みます。この段階ではどこにも流れません。
少しこぼれますので、後で雑巾で拭くか、下にたらいを置けばいいと思います。
注意 ハナノアbシャワータイプの洗浄具だと、ケース内部のチューブを抜かないと洗浄液が全部流しこめません。

 

 

     

 

ステップ3

空気を鼻から吸い、口からハーっと吐きます。それを3~5回ぐらい繰り返します。(あまり勢いよく吸い込むと、血がにじむことがあります。)
黄色い鼻水やねばっこい鼻水を吸い込むのです。

 

片方の鼻が済んだら、逆の鼻をステップ2からします。
鼻水が吸い込みにくかったら、洗浄液を入れない側の鼻を指で押さえて吸いあげます。

 

ステップ4

頭を起して、鼻から吸い込んだ鼻水を口から出し、洗面台に吐きます。
洗浄液を吸い込んで、口から吐く、ステップ2~4を、鼻汁が全部でるまで繰り返します。(3回ぐらいかかる)

 

ステップ5

終わったら、頭を起し、前かがみの姿勢で鼻をかみ洗浄液を出します。
鼻をかむ時は、片方ずつ勢いつけずゆっくりと出します。

 

一日に 朝と寝る前の2回します。

 

まとめ

 

○鼻うがいをすると、鼻の通りが良くなりスッキリします。

 

○中耳炎にならないように気をつけてやることが大切です。

 

○耳鼻科での治療と並行的に行うと効果が高いと思います。

 

 

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